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6日続落し19円下落したポンド円の回復性に注目か

6日続落し19円下落したポンド円の回復性に注目か

6日続落し19円下落したポンド円の回復性に注目か
2024.08.07
本日のポイント
  1. 加・Ivey購買部協会指数
  2. 米・週間原油在庫

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.5ドルまで低下。一方の天然ガスは3.5%上昇し、2.03ドルとなった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく反発したパラジウムは、前日から3.1%上昇し867ドルを回復した。

為替市場は、昨日発表された英・7月建設業PMIが前月の52.2から55.3へと回復したにも関わらず、ポンドが欧州時間から米国時間にかけて最弱通貨となった。ポンド円は187.082から182.810まで400pips以上下落。時間足ボリンジャーバンド-2σをタッチした。日足ではRSIが11となったため、本日の反発力に注目したい。

本日の指標は、8:00に韓・経常収支、12:30にタイ・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、15:00に独・貿易収支、独・鉱工業生産、15:45に仏・経常収支、仏・貿易収支、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に加・Ivey購買部協会指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札、28:00に米・消費者信用残高が発表予定となっている。6日続落し19円下落したポンド円の回復性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。