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ブラックアウト期間に入った中でのユーロ米ドルを静観か

ブラックアウト期間に入った中でのユーロ米ドルを静観か

ブラックアウト期間に入った中でのユーロ米ドルを静観か
2023.04.24
本日のポイント
  1. 米・ダラス連銀製造業活動指数
  2. 米国がブラックアウト期間入り

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって小幅ながらに反発となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは77.9ドルまで回復しており、日足75MAが下値サポートとなった。主要貴金属5銘柄は、プラチナが3%弱の上昇を見せており、1,141ドル付近で推移している。一方のゴールドは、再び節目の2,000ドルを割り込み、1,982ドル台まで下落している。

為替市場は、21日(金)に発表された欧・4月非製造業PMI(速報値)が、前回値の55.0から56.6へと上昇したユーロが、対米ドルで小幅に上昇した。ユーロ米ドルは1.0938から1.0995まで上昇。本日のアジア時間では時間足10MAに支えられての上昇となっている。米国がブラックアウト期間へと入っているため、欧州の指標発表でユーロ米ドルが動いていくのか、静観したい。

本日の指標は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・景気動向指数、17:00に台湾・失業率、台湾・鉱工業生産、独・IFO景況指数、17:30に香港・雇用統計、21:30に米・シカゴ連銀製造業活動指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数が発表予定となっている。ブラックアウト期間に入った中での、ユーロ米ドルの値動きを慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。