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米・GDPは2四半期連続マイナスとなりリセッション入りなるか

米・GDPは2四半期連続マイナスとなりリセッション入りなるか

米・GDPは2四半期連続マイナスとなりリセッション入りなるか
2022.07.28
本日のポイント
  1. 米・コアPCEデフレーター
  2. 米・第2四半期GDP(速報値)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。ナスダックは4.06%の上昇を見せた。原油WTIは98ドルまで3%以上上昇しており、シルバーも4%近い上昇となっている。米2年債利回りは2.98%で推移しており、10年債利回りとの逆イールドは解消されていない。

為替市場は、昨日の米・FOMCを市場予想通りの0.75%利上げで無事通過し、米ドル売り傾向となっている。豪ドル/米ドルは0.6911から0.7012まで約100pipsの上昇を見せており、本日のアジア時間でも堅調に推移している。米ドルは対オセアニアのみならず対円・対欧州でも弱含んでおり全面安となっているため、月足が確定する週末に向けて米ドルの失速が顕著となるのか、注目したい。

本日の指標は、15:45に仏・生産者物価指数、16:00にトルコ・経済信頼感、21:00に独・消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP(速報値)、米・個人所得、米・コアPCEデフレーター、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札、米市場の引け後にアップル、アマゾンの決算が発表予定となっている。米・GDPが2四半期連続マイナスとなるのか、結果発表に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。