昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは66.4ドルまで低下。天然ガスも同様に下落し、前日から2.25%低下。4.26ドル台で推移した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落が目立ったパラジウムは、前日から0.47%低下。949ドルまで値を下げた。
為替市場は、スイスフランが米国時間で最強通貨となった。米ドルフランは0.8925から0.8825まで下落。時間足10MAに沿っての下落トレンドが発生した。4時間足ではRSIが26まで低下しており、日足では200SMA直下まで下落。下値・上値を切り下げてのトレンドが見られた。
本日は、16:00に独・製造業受注、英・ハリファックス住宅価格、18:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、24:15に米・ボウマンFRB理事の発言、24:45に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:20に米・クーグラーFRB理事の発言、26:30に米・パウエルFRB議長の発言、27:30に米・トランプ大統領の発言が発表予定となっている。強含んだスイスフランが米国時間でも躍進するのか注目したい。