昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.7ドルまで低下。天然ガスにいたっては約3.9%下落し、3.98ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく低下した銅は、前日から約3.6%落下。4.55ドル台で推移した。
為替市場は、昨日発表された日・12月景気動向指数の確報値が、景気先行指数/景気一致指数ともに市場予想を下振れたにも関わらず、日本円が米国時間で強含んだ。NZドル円は85.450から84.718の間で推移。時間足20MAに上値をレジストされる形で下落した。4時間足では10MAに沿っての下降トレンドが継続しており、日足では2日続落している。
本日の指標は、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、16:00にトルコ・貿易収支、16:45に仏・生産者物価指数、17:00にスイス・実質GDP、18:00に欧・マネーサプライ、18:30に南ア・生産者物価指数、19:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感指数、21:00にメキシコ・貿易収支、ブラジル・雇用統計、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・経常収支、米・実質GDP、米・耐久財受注、24:00に米・バーFRB副議長の発言、米・中古住宅販売件数が発表予定となっている。米国時間で強含んだ日本円の上伸性に注目したい。