昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは75.1ドルまで低下。天然ガスは約6%低下し3.5ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から1.3%上昇し994ドル台まで値を上げた。
為替市場は、日本円が欧州時間から米国時間にかけて最弱通貨となった。ユーロ円は161.877から163.192まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認され、日足ではRSIが50より上位での推移となった。
本日の指標は、8:50に日・通関ベース貿易収支、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:45に仏・企業景況感、17:00に台湾・鉱工業生産、18:00にノルウェー・預金金利、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・小売売上高、24:00に欧・消費者信頼感指数、25:00に米・週間原油在庫、米・トランプ大統領の発言が予定されている。売られた日本円が巻き返すのか、方向性に注目したい。