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米FOMCでの米ドルのボラティリティに注意か

米FOMCでの米ドルのボラティリティに注意か

米FOMCでの米ドルのボラティリティに注意か
2024.09.18
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本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 米・FOMC政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは69.7ドルまで上昇。一方の天然ガスは前日から3.4%下落し、2.31ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が下落となり、唯一上昇したパラジウムは、前日から2.38%上昇し、1,117ドル付近を維持している。

為替市場は、本日の米FOMCを前に、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は140.320から142.456まで約2円上昇。時間足200SMAのレジスタンスを一時的に上抜けた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから+2σまで反発が入っており、日足ではRSIが30から40まで回復している。

本日の指標は、7:45にNZ・経常収支、8:50に日・機械受注、日・痛感ベース貿易収支、9:30に豪・westpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、18:00に欧・建設業生産高、欧・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・住宅着工件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。米FOMCにて米ドルが対円で軟化するのか、指標前後のボラティリティに十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。