loading

スイスの雇用統計結果による乱高下に警戒か

スイスの雇用統計結果による乱高下に警戒か

スイスの雇用統計結果による乱高下に警戒か
2022.12.07
本日のポイント
  1. スイス・失業率
  2. 米・第3四半期非農業部門労働生産性

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利安・原油安のトリプル安相場となった。恐怖と欲望指数(VIX)は約6.8%上昇し22.1となり、半導体指数(SOX)は2.3%下落し2,673となっている。原油WTIは3日続落となり、74.1ドルまで低下。昨年12月27日の水準まで値を下げ、今年安値を更新している。

為替市場は、クロス円が軒並み下落となる中、スイスフランが対円で粘り上昇した。フラン円は144.645から145.513まで上昇。本日のアジア時間でも上値を試す値動きとなっている。4時間足では頭上に75MAを控えているため、75MAの145.822ラインを上抜けるのか注視したい。なお、本日は失業率が発表予定となっているため、発表直後の乱高下に警戒したい。

本日の指標は、15:45にスイス・失業率、16:00に英・ハリファックス住宅価格、独・鉱工業生産、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に欧・第3四半期GDP(確報値)、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・第3四半期非農業部門労働生産性、24:00に加・BOC政策金利と声明発表、24:30に米・週間原油在庫、29:00に米・消費者信用残高が発表予定となっている。スイスの雇用統計結果による乱高下に警戒したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。