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米国時間での指標発表による価格変動に要警戒か

米国時間での指標発表による価格変動に要警戒か

米国時間での指標発表による価格変動に要警戒か
2022.08.10
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 米・週間原油在庫

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。債券は売られ、米10年債利回りは2.78%まで上昇している。原油WTIは節目の90ドルを挟んで横ばい推移となっており、ゴールドは昨日節目の1,800ドルをタッチ。現在は1,794ドル台で推移している。

為替市場は、日本のお盆ウィークと米・CPIの結果待ちが相まって、なぎ相場と化している。ユーロ米ドルは1.0189-1.0246での往って来い相場となり、方向感に欠ける展開が続いている。ただ、手がかりとして日足RSIが30からの上昇基調へと入りそうなため、米国時間にかけての値動きを慎重に注視したい。

本日の指標は、15:00に独・消費者物価指数、16:00にトルコ・失業率、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・消費者物価指数、23:00に米・卸売在庫、23:30に米・週間原油在庫、24:00に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・10年債入札、27:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、米・財政収支が発表予定となっている。欧州時間から米国時間にかけての突発的な値動きに警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。