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下落しているポンドが本日の米国時間でも弱含むのかに注目か

下落しているポンドが本日の米国時間でも弱含むのかに注目か

下落しているポンドが本日の米国時間でも弱含むのかに注目か
2022.07.12
本日のポイント
  1. 英・カンリフBOE副総裁の発言
  2. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って下落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフ相場となった。週明けに自民党の大勝から期待感で買われていた日経平均は、本日に入り失速し、26,321円台で推移している。また、半導体指数(SOX)は2%以上下落しており2,553となっている。米10年債利回りは2.97%台での推移だ。

為替市場は、各種通貨が対米ドルで落ち込んでおり、ポンド米ドルは1.2036から1.1855まで約170pips下落。今年安値を更新した。ポンド米ドルは日足20MAに上値を抑えられる形で下伸しており、月足でのRSIはまだ30に届かずにいる。月足RSIの余力があるため、このまま下落が継続するのか注目したい。

本日の指標は、17:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、18:00に独・ZEW景況感調査、18:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、25:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・10年債入札が発表予定となっている。下落しているポンドが本日の米国時間でも弱含むのか、慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。