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小幅上昇しているクロス円の動向と米国時間での要人発言に注意か

小幅上昇しているクロス円の動向と米国時間での要人発言に注意か

小幅上昇しているクロス円の動向と米国時間での要人発言に注意か
2022.06.21
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言

昨日は、米国市場が奴隷解放記念日により休場となり、米10年債利回りは3.27%まで上昇となった。原油WTIは一時108ドルまで落ち込んだものの、日足75MAに下値を支えられる形で反発しており、現在は110ドルとなっている。ゴールドはレンジ推移で1,840ドル台での小動きだ。

為替市場は、非常に小さな値動きながらもクロス円が上向き傾向となっており、ポンド円は昨日164.480から165.657まで約120pips上昇。本日のアジア時間でも上値を試す値動きとなっている。日足でのRSIが70に到達していないため、欧州時間にかけての上値余地に注意したい。

本日の指標は、15:00にスイス・貿易収支、16:15に英・ピルMPC委員の発言、19:00に英・CBI企業動向調査、21:15に英・テンレイロMPC委員の発言、21:30に加・小売売上高、米・シカゴ連銀全米活動指数、23:00に米・中古住宅販売件数、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、28:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、翌7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。小幅上昇しているクロス円の動向と、米国時間での要人発言内容に十分注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。