昨日は、米国市場が奴隷解放記念日により休場となり、米10年債利回りは3.27%まで上昇となった。原油WTIは一時108ドルまで落ち込んだものの、日足75MAに下値を支えられる形で反発しており、現在は110ドルとなっている。ゴールドはレンジ推移で1,840ドル台での小動きだ。
為替市場は、非常に小さな値動きながらもクロス円が上向き傾向となっており、ポンド円は昨日164.480から165.657まで約120pips上昇。本日のアジア時間でも上値を試す値動きとなっている。日足でのRSIが70に到達していないため、欧州時間にかけての上値余地に注意したい。
本日の指標は、15:00にスイス・貿易収支、16:15に英・ピルMPC委員の発言、19:00に英・CBI企業動向調査、21:15に英・テンレイロMPC委員の発言、21:30に加・小売売上高、米・シカゴ連銀全米活動指数、23:00に米・中古住宅販売件数、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、28:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、翌7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。小幅上昇しているクロス円の動向と、米国時間での要人発言内容に十分注意したい。