昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって大幅上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。ダウ平均は3営業日振りの反発となり、前日比プラス2.15%の30,530ドルで終了。終値で3万ドル台を回復したのは、今月15日以来となった。反発していた暗号資産は再び下落となり、BTCUSDは20,448ドル台で推移している。
為替市場は、ドルストレートが往って来い相場となる中、クロス円が全般的に上昇し、ユーロ円は141.797から144.003まで2円以上の上昇となった。ユーロ円は今年高値の144.253に迫る勢いで上昇しており、調整下落が一段落したのち再び上伸となるのか、注意深く見守りたいところだ。
本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、17:40に英・カンリフBOE副総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・消費者物価指数、22:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:30に米・パウエルFRB議長の議会証言、23:40に加・ロジャースBOC上級副総裁の発言、25:50に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米20年債入札、26:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間でのスイス・ジョーダンSNB総裁の発言内容に注目したい。