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欧・消費者物価指数の発表にてユーロの動向に変化が見られるのか注視か

欧・消費者物価指数の発表にてユーロの動向に変化が見られるのか注視か

欧・消費者物価指数の発表にてユーロの動向に変化が見られるのか注視か
2024.06.18
本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 米・小売売上高

前日の米国通貨は、昨日発表された米・6月NY連銀製造業景気指数が、前月のマイナス15.6からマイナス6.0に改善したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は157.149から157.950まで上昇。時間足20MAに沿っての価格上昇が確認された。4時間足では10MAより上位での推移が継続しており、日足でも同様に10MAより上位でのプライスアップが維持されている。

欧州通貨は、ユーロが米国時間で最強通貨となった。ユーロ円は167.956から169.333まで上昇。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足では下抜けていた200SMAの上位へと価格が戻っており、日足では20MA上位へと再び移行している。このままユーロが対円で強含むのか慎重に判断したい。

本日は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の発言、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、欧・消費者物価指数、21:00にハンガリー・中銀政策金利と声明発表、21:30に米・小売売上高、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:00に米・企業在庫、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:40に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、26:00に米・クーグラーFRB理事の発言がある予定だ。欧・消費者物価指数の発表にてユーロの動向に変化が見られるのか、慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。