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豪NAB企業景況感指数悪化でも持ち堪えた豪ドル円の価格水準を注視か

豪NAB企業景況感指数悪化でも持ち堪えた豪ドル円の価格水準を注視か

豪NAB企業景況感指数悪化でも持ち堪えた豪ドル円の価格水準を注視か
2024.06.12
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 独・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは78.1ドルまで反落。一方の天然ガスは2.8%上昇し、3.09ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はゴールドのみが反発しており、ゴールドは2,314ドル台まで回復している。

為替市場は、昨日発表された豪・5月NAB企業景況感指数が前月の7.0から6.0に悪化したことで、豪ドルが対円で往って来いとなった。豪ドル円は103.521から103.944まで上昇。その後反落した。時間足では20MAをまたいでの推移となっており、4時間足でも同様の値動きが見られている。日足では辛うじて20MAより上位で推移しているため、欧州時間での豪ドルの価格の持続性を注視したい。

本日の指標は、8:00に韓・雇用統計、8:50に日・国内企業物価、10:30に中国・生産者物価指数、15:00に独・消費者物価指数、15:00に英・月次GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、16:05にタイ・中銀政策金利、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に印・消費者物価指数、印・鉱工業生産、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が発表予定となっている。豪NAB企業景況感指数悪化でも持ち堪えた豪ドル円の価格水準を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。