先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは76.7ドルまで低下。一方の天然ガスは4.9%上昇し2.6ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、1.6%上昇したプラチナは、1,047ドル台まで値を上げた。
為替市場は、5月31日に発表された米・5月シカゴ購買部協会景気指数が前月の37.9から35.4に低下したことで、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は156.560から157.361の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では75MAが下値サポートとなっており、日足では20MAに沿っての上昇トレンドの範疇にいる。
本日の指標は、8:50に日・設備投資、9:30にインドネシア・製造業PMI、韓・製造業PMI、10:45に中・財新製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、16:00にトルコ・生産者物価指数、トルコ・消費者物価指数、16:30にスイス・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数が発表予定となっている。上値が重くなった米ドルが回復するのか、慎重に静観したい。