昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは79.7ドルまで上昇。天然ガスに至っては6.9%上昇し、2.33ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日比プラス3.01%の28.3ドルまで値が伸びた。
為替市場は、米国時間でオセアニア通貨が最強通貨となった。豪ドル円は日本円が軟化したことも相まって上昇。102.049から102.944まで上昇した。豪ドル円は時間足20MAに沿う形での上昇となり、4時間足では10MAより上位での推移が見られている。日足ではRSIが70手前まで急騰しているため、欧州時間での調整の値動きに警戒したい。
本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、8:50に日・国際収支、13:00にマレーシア・鉱工業生産、14:00に日・景気ウォッチャー調査、15:00に英・実質GDP、ノルウェー・消費者物価指数、英・鉱工業生産、16:00にトルコ・鉱工業生産、20:15に英・ピルMPC理事の発言、21:00に印・鉱工業生産、メキシコ・鉱工業生産、21:30に加・雇用統計、22:00に米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、26:00に米・バーFRB副議長の発言が予定されている。最強通貨となったオセアニア通貨の上値余地を慎重に見守りたい。