昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは78.0ドルまで低下。一方の天然ガスは約2%上昇し、2.2ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はプラチナが唯一上昇し、前日から1.5%値を上げ987ドル台で推移している。
為替市場は、昨日発表された豪・RBA政策金利発表にて、政策金利が市場コンセンサス通り4.35%の据え置きとなったことで、豪ドルが指標発表後に最弱通貨となった。豪ドル円は102.473から101.571まで下落。時間足20MAを上位から下抜けた。一方で、4時間足では依然20MAより上位に位置しており、日足でも同様に20MAより上位での推移が継続している。
本日の指標は、10:00にフィリピン・貿易収支、15:00に独・鉱工業生産、16:30にスウェーデン・政策金利と声明発表、17:00に台湾・貿易収支、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にブラジル・小売売上高、23:00に米・卸売在庫、23:30に米・週間原油在庫、24:00に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、24:45に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、26:00に米・10年債入札、26:30に米・クックFRB理事の発言が予定されている。RBA政策金利据え置きにて下落した豪ドルの方向性を慎重に静観したい。