昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは79.1ドルまで低下。一方の天然ガスは3%上昇し、2.02ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が下落となり、唯一上昇したシルバーは前日から0.17%上昇し、26.6ドル台での推移だ。
為替市場は、豪ドルが米国時間で最強通貨となった。豪ドル米ドルは0.6513から0.6574まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで値が伸びており、日足ではすでに200EMAを上抜けている。このまま豪ドルが米国時間で上伸していくのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、14:00にシンガポール・小売売上高、15:45に仏・鉱工業生産、仏・財政収支、仏・製造業生産指数、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、17:30に香港・小売売上高、英・サービス業PMI、18:00に欧・失業率、21:00にブラジル・鉱工業生産、21:30に米・雇用統計、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数が発表予定となっている。最強通貨となった豪ドルが上伸するのか、上値余地に注目したい。