先週末は、米国市場でグッドフライデーにより休場となり、アジア市場で日経平均は前日比プラス0.50%の40,369円で終了した。原油・天然ガスなどのコモディティ市場も現物はクローズとなった。なお本日も欧州の主要国は引き続いてイースターによる連休となるため、連休明けのボラティリティの高まりに警戒したい。
為替市場は、29日金曜日に発表された米・2月個人所得が所得部門で前月の1.0%から0.3%に低下し、支出部門で前月のマイナス0.2%からプラス0.8%に増加したことで、米ドルが米国時間で対円で小幅に下落した。米ドル円は151.499から151.170まで下落。時間足20MAを挟んでの小動きとなった。4時間足でも同様に20MAに張りつくかたちで推移しており、日足では10MAより上位に位置している。
本日の指標は、8:50に日・第一四半期日銀短観、9:30にインドネシア・製造業PMI、10:45に中・財新製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、16:00にトルコ・製造業PMI、19:00にイスラエル・製造業生産、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数、翌7:10に豪・ケントRBA総裁補佐の発言、7:50に米・クックFRB理事の発言が予定されている。小幅に下落した米ドル円の動向を、要人発言に注意しつつ静観したい。