昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.1ドルまで上昇。一方の天然ガスは約4%下落し1.75ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、2%以上値が伸びたプラチナは938ドル台となっている。
為替市場は、日本円が終日最強通貨となった。もっとも弱含んだポンドに対し円は上昇。ポンド円は189.124から187.951まで下落した。しかしながら本日のアジア時間ではポンドが回復。昨日高値を更新し、189.193をタッチしている。このままポンドが対円で上昇していくのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、8:50に日・国内企業物価指数、9:30に豪・NAB企業景況感指数、16:00に英・失業率、独・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、トルコ・経常収支、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:00に英・マンMPC委員の発言、21:30に米・消費者物価指数、26:00に米・10年債入札、27:00に米・財政収支が発表予定となっている。急反発しているポンド円の上値余地を慎重に見極めたい。