昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは78.4ドルを挟んでの小動きとなった。天然ガスも同様に方向感に欠ける展開となり、1.85ドル付近で停滞している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したシルバーは、前日から0.95%上昇し22.7ドルを回復した。
為替市場は、アジア時間から日本円が最強通貨となった。クロス円が全般的に米国時間にかけて下落。米ドル円は150.678から149.203まで下落した。ただ本日のアジア時間では150円台半ばまで回復しているため、米ドルの継続した反発が見られるのか、注目したい。
本日の指標は、8:30に日・雇用統計、9:30にマレーシア・製造業PMI、10:30に中・製造業PMI、11:00にインドネシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、16:00に英・ネーションワイド住宅価格指数、トルコ・製造業PMI、16:30にスイス・小売売上高、19:00に欧・消費者物価指数、22:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が発表予定となっている。要人発言にて下落した米ドル円の回復力に注目したい。