昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは一時75.4ドルまで上昇。現在は74.7ドル付近で推移している。天然ガスは大きな下窓となり、8.4%下落。現在は2.13ドルとなっている。主要貴金属5銘柄はすべてが下落し、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日から1.8%値を下げ22.1ドル台に位置している。
為替市場は、米国時間でポンドが最強通貨となった。ポンド米ドルは1.2678から1.2732まで上昇。時間足200SMAを上抜けた。本日のアジア時間でもポンド米ドルは上昇を続け、昨日高値に迫っている。4時間足では、ポンド米ドルは20MAに下値をサポートされての上昇が継続しているため、今週高値を更新していくのか、注視したい。
本日の指標は、9:30に豪・NAB企業景況感指数、14:00に日・スーパー販売額、シンガポール・消費者物価指数、16:00に南ア・先行指数、トルコ・消費者信頼感指数、英・公共部門ネット負債、16:30にハンガリー・総賃金、17:00に台湾・鉱工業生産、22:30に加・新築住宅価格指数、24:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業景況指数、27:00に米・2年債入札、翌6:45にNZ第4四半期消費者物価指数が発表予定となっている。上昇しているポンドの勢いが継続するのか、慎重に見極めたい。