昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅反発となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは72.6ドルまで上昇。下値を60ドル台後半で固めてからの自律反発となっている。また、昨日日経平均が約1年8ヶ月ぶりに3万円台を回復。本日も3万円台を堅持しての推移となっている。一方のマザーズは739円へと下落している。
為替市場は、本日の米国時間で要人発言を控えている米ドルが、対欧州通貨で往って来いとなった。ポンド米ドルは1.2421まで下落後に反発。1.25台を回復し、時間足20MAを大幅に上抜ける展開となった。ただ、ポンド米ドルは4時間足以上の長期足にて、下値・上値共に切り下げる形状となっている。そのため米国時間での要人発言によりさらなる下伸があるのか、警戒したい。
本日の指標は、16:45に英・ピルMPC委員の発言、17:00に欧・ECB月例報告、18:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:05に米・ジェファーソンFRB理事の発言、22:30に米・バーFRB副議長の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に加・マックレムBOC総裁の発言が予定されている。バーFRB副議長の発言にてポンド米ドルが下向くのか、警戒したい。