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資源高により下値が堅い豪ドルの行く先に注目か

資源高により下値が堅い豪ドルの行く先に注目か

資源高により下値が堅い豪ドルの行く先に注目か
2023.04.05
本日のポイント
  1. 米・ISM非製造業景況指数
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは81.1ドル付近で推移しており、主要貴金属5銘柄は、銅以外が大幅高となっている。ゴールドは年初来高値を更新し、2,025ドルまで急騰。史上最高値の2,069ドルを目指す値動きとなっている。

為替市場は、原油価格の高騰により反発していた豪ドルが、昨日の政策金利据え置きによって対円で再び下落している。豪ドル円は89.181から88.751まで下落。4時間足200SMAに上値をレジストされる形で反落している。ただ、日足ベースではRSIが30タッチからの上昇局面のため、米国時間にかけて豪ドルが反発するのか警戒したいところだ。

本日の指標は、15:00に独・製造業受注、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:15に英・テンレイロMPC委員の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用報告、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫が発表予定となっている。資源高により下値が堅い豪ドルの行く先に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。