昨日は、米国市場が祝日により休場となった。原油WTIは76.6ドルまで反発。今年に入ってから下限71ドル・上限82ドルの間でボックス相場を繰り返している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、ゴールドは1,837ドルまで反落した。米・恐怖指数(VIX)は6%以上上昇しており、21.2となり節目の20を上回っている。
為替市場は、クロス円の上値が重くなる中、豪ドル円が上昇した。豪ドル円は92.095から92.955まで上昇。日足ベースでの200SMAにタッチしたところで反落した。豪ドル円は、原油価格の回復と連動する傾向があるため、資源価格の方向性を注視しつつ、日足200SMAを実体足で上抜けるのか、注目したい。
本日の指標は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、19:00に独・ZEW景況感調査、20:00に英・CBI企業動向調査、22:30に加・小売売上高、加・消費者物価指数、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・2年債入札が発表予定となっている。対円で上昇している豪ドルの上値余地に、十分注意したい。