先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が続落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフ相場が展開された。原油WTIは76.8ドルまで下落しており、天然ガスも同様に3%以上の下落を見せている。主要貴金属5銘柄は、小幅ながらすべてがプラス推移となり、ゴールドは下落後に急反発。1トロイオンスあたり1,841ドルまで回復している。
為替市場は、今週22日にRBNZ政策金利発表を控えたNZドルが、対米ドルで反発している。NZドル/米ドルは、0.6193から0.6252まで上昇。日足200SMAにタッチしたあと反発した。NZドル/米ドルは日足ベースにて、下限0.6193-上限0.6538のボックス相場となっているため、下限タッチから反発している力が今週上方向に伸びるのか、注目したい。
本日の指標は、16:00にスウェーデン・消費者物価指数、トルコ・消費者信頼感指数、17:20に台湾・第4四半期経常収支、18:00にフィリピン・鉱工業生産と生産者物価指数、19:00に欧・建設業生産高、23:00にイスラエル・基準金利、24:00に欧・消費者物価指数、28:00に英・ウッズBOE副総裁の発言が予定されている。RBNZ政策金利発表を控えたNZドルが躍進するのか、週始めの値動きに注目したい。