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豪ドル買い・米ドル売りとなっている通過強弱が変化するのか注目か

豪ドル買い・米ドル売りとなっている通過強弱が変化するのか注目か

豪ドル買い・米ドル売りとなっている通過強弱が変化するのか注目か
2022.12.22
本日のポイント
  1. 米・カンザスシティ連銀製造業活動指数
  2. 米・景気先行指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続伸となり、株高・金利安・原油高のリスクオン相場が展開された。原油WTIは78.7ドルまで上昇しており、主要貴金属5銘柄はまちまちの値動きとなっている。半導体指数(SOX)は約2.3%上昇し、2,644付近での推移だ。

為替市場は、同じオセアニア通貨の中でもNZドルと豪ドルの出方が対照的となった。各クロス円の戻りがフィボナッチ・リトレースメントの23.6%付近で限定される中、豪ドル円は38.2%を突破し、唯一反発力が強まっている。現在の豪ドル円は89.091付近で推移しており、4時間足10MAを上抜けて20MAに向けて上昇している。

本日の指標は、16:00に英・第3四半期GDP、英・第3四半期経常収支、20:00にトルコ・政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・第3四半期GDP、米・個人消費、米・コアPCEデフレーター、24:00に米・景気先行指数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数が発表予定となっている。豪ドル買い・米ドル売りとなっている通過強弱が変化するのか、しっかりと見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。