昨日は、米国市場で感謝祭により休場となったため株式市場は変動なく、金利安・原油高の相場展開となった。主要貴金属4銘柄はゴールド以外が反落となり、特にプラチナの下げが目立った。原油WTIは78.3ドルまで上昇し、天然ガスは7.5ドル台での横ばい推移となっている。暗号資産は再び下落しており、BTCUSDは16,488ドル台での推移だ。
為替市場は、円買い傾向が見られ、クロス円が小幅ながら下落した。米ドル円・ユーロ円が1.5円ほど下落する中、ポンド円は下値を固め、168.257から167.153まで約110pipsの下落に留まった。ポンド円は日足ベースで20MAより上位に位置しているため、欧州時間にかけて上昇が見られるのか注視したい。
本日の指標は、16:00に独・第3四半期GDP(確報値)、独・GFK消費者信頼感指数、スウェーデン・生産者物価指数、16:30にスイス・非農業部門雇用者数、16:45に仏・消費者物価指数、17:00にハンガリー・失業率、18:00にフィリピン・失業率、20:30に印・外貨準備高、21:00にメキシコ・GDP、25:00に加・財政収支が発表予定となっている。クロス円の中で強含んでいるポンド円の動向に注目したい。