昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは77.8ドルまで約3.6%低下し、主要キャラ銘柄がそろって反発している。ゴールドは1,755ドルまで上昇した。暗号資産は小幅ながらに上昇し、BTCUSDは16,692ドル台での推移だ。
為替市場は、昨日の米FOMC議事録公表にて、次回会合での利上げ幅縮小が示唆されたことから、米ドルの上値が重くなった。米ドル円は3日続落となり、138.608まで低下。日足75MAに沿っての下落となっている。ただ、4時間足RSIでは若干のダイバージェンスが見られるため、欧州時間にかけて値が回復するのか注目したいところだ。
本日の指標は、16:00にトルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、18:00に独・IFO景況指数、18:45に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、19:30に英・ピルMPC委員の発言、20:00に英・CBI企業動向調査、トルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に欧・ECB議事要旨公表、22:45に英・マンMPC委員の発言、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言が予定されている。米国が感謝祭で休場となる中、米ドルが回復するのか注目したい。