昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利安・原油高のリスクオン相場となった。原油WTIが上昇する一方、主要貴金属4銘柄は小幅に上値を切り下げ、ゴールドは1,734ドル付近で推移している。暗号資産は全般的に反発基調となり、BTCUSDは16,519ドル付近まで値を上げている。
為替市場は、下落している米ドルに対しユーロが強含み、ユーロ米ドルは1.0220から1.0321まで約100pips上昇した。日足ベースでは10MAが下値サポートとなり反発しているため、日足200SMAラインの1.0406を上抜け上昇基調へ返り咲くのか、慎重に静観したいところだ。
本日の指標は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・耐久財受注、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・新築住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:30に英・ピルMPC委員の発言、米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC議事録公表が予定されている。FOMC議事録の公表で流れが変わるのか、慎重に静観したい。