昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。昨日発表された米・9月住宅着工件数は、前月の157.5万件から減少し、1439万件となり、市場予想も下振れた。米株下落とともに暗号資産の上値も重くなっており、BTCUSDは19,143ドル付近での推移となっている。
為替市場は、節目の150円乗せに向けて、米ドルが対円で上昇している。米ドル円は本日のアジア時間で149.959をタッチ。その後も大きく崩れることなく、上方向を目指す値動きとなっている。米ドル円は今月3日と4日の陰線を除いて、11日間の日足連続陽線陽線となっている。このまま150円をタッチして上伸となるかは、十分に警戒したいところだ。
本日の指標は、15:00に独・生産者物価指数、スイス・貿易収支、17:30に英・ブロードベントBOE副総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に加・住宅価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、25:30に米・クックFRB理事の発言、26:30に米・ジェファーソンFRB理事の発言、27:05に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。下値が堅い米ドル円が米国時間でも上伸するのか、慎重に静観したい。