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ドルインデックスが113まで上昇の中米ドル円は上伸なるか

ドルインデックスが113まで上昇の中米ドル円は上伸なるか

ドルインデックスが113まで上昇の中米ドル円は上伸なるか
2022.10.20
本日のポイント
  1. 米・ジェファーソンFRB理事の発言
  2. 米・景気先行指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。昨日発表された米・9月住宅着工件数は、前月の157.5万件から減少し、1439万件となり、市場予想も下振れた。米株下落とともに暗号資産の上値も重くなっており、BTCUSDは19,143ドル付近での推移となっている。

為替市場は、節目の150円乗せに向けて、米ドルが対円で上昇している。米ドル円は本日のアジア時間で149.959をタッチ。その後も大きく崩れることなく、上方向を目指す値動きとなっている。米ドル円は今月3日と4日の陰線を除いて、11日間の日足連続陽線陽線となっている。このまま150円をタッチして上伸となるかは、十分に警戒したいところだ。

本日の指標は、15:00に独・生産者物価指数、スイス・貿易収支、17:30に英・ブロードベントBOE副総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に加・住宅価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、25:30に米・クックFRB理事の発言、26:30に米・ジェファーソンFRB理事の発言、27:05に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。下値が堅い米ドル円が米国時間でも上伸するのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。