loading

週末の米国時間でのロンドンフィクシングに要注意か

週末の米国時間でのロンドンフィクシングに要注意か

週末の米国時間でのロンドンフィクシングに要注意か
2022.09.09
本日のポイント
  1. 米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
  2. 仏・鉱工業生産

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。株価上昇に伴い恐怖指数(VIX)は23.6まで低下。BTCUSDは19,411ドル付近での推移となっている。ゴールドは一時的に下落したものの、節目の1,700ドルを割り込むことなく本日のアジア時間では上昇。現在は1,718ドル台となっている。

為替市場は、昨日雇用統計の結果が発表され、季節調整済み失業率が2.2%から2.1%へと低下したスイスフランが最強通貨となり、フラン円は146.901から148.521まで約150pips上昇した。フラン円は本日のアジア時間でも上昇を見せており、現在は148.823となっている。ただ、フラン円は今月に入り連続陽線となっており、日足ボリンジャーバンドが+3σに到達。RSIも79となっているため、来週に向けての下落に警戒したい。

本日の指標は、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、18:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:30に加・雇用統計、加・第2四半期設備稼働率、23:00に米・卸売在庫(確報値)、米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、25:00に米・ウォラーFRB理事の発言、米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言が予定されている。週末の米国時間での価格変動に十分注意したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。