昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅反発となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。昨日の米・7月消費者物価指数(CPI)の発表直後から米10年債利回りは急落し、一時2.68%となった。現在は2.77%台で推移している。原油WTIも米・CPIの発表直後に急落。一時87.6ドルとなったが、現在は91.8ドルまで回復している。
為替市場は、昨日の米国時間で米ドルが最弱通貨・NZドルが最強通貨となり、NZドル/米ドルは、0.6275から0.6434まで160pipsの上昇となった。テクニカル的には、NZドル/米ドルは4時間足20MAに下値をサポートされる形で上昇しており、週足20MAまでしっかりと上昇している。本日確定する週足が大陽線となるのか、注目したい。
本日の指標は、15:30にノルウェー・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・経常収支、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数(PPI)、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・30年債入札、翌7:30にNZ・製造業PMIが発表予定となっている。昨日急落した米ドルが本日のPPI発表で回復するのか、注視したい。