昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの値動きとなり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは2.79%となっており、米2年債利回りは3.01%で推移。本日も継続して逆イールド状態となっている。原油WTIは5%弱の上昇を見せており、98.0ドル付近での推移だ。一方コモディティの中では、砂糖が5%近い下落をし17.4円台となっている。
為替市場は、昨日弱含んでいたユーロが本日も軟調な展開となっており、ポンド円が上昇を試みる中、ユーロ円は139.351-139.759での完全なぎ相場となっている。テクニカル面では、ユーロ円は日足ベースでヘッドアンドショルダーを形成している。週足RSIも下降傾向にあるため、ヘッドアンドショルダーの右肩始点部分の136.864まで下落するのか、注目したいところだ。
本日の指標は、19:00に英・CBI流通取引調査、20:30にトルコ・住宅価格指数、22:00に米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、新築住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・5年債入札が発表予定となっている。米・FOMCを前に値動きが乏しい相場が米国時間にかけて動き出すのか、慎重に静観したい。