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FOMCを前に値動きが乏しい相場は米国時間にかけて動き出すのか

FOMCを前に値動きが乏しい相場は米国時間にかけて動き出すのか

FOMCを前に値動きが乏しい相場は米国時間にかけて動き出すのか
2022.07.26
本日のポイント
  1. 米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数
  2. 米・5年債入札

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの値動きとなり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは2.79%となっており、米2年債利回りは3.01%で推移。本日も継続して逆イールド状態となっている。原油WTIは5%弱の上昇を見せており、98.0ドル付近での推移だ。一方コモディティの中では、砂糖が5%近い下落をし17.4円台となっている。

為替市場は、昨日弱含んでいたユーロが本日も軟調な展開となっており、ポンド円が上昇を試みる中、ユーロ円は139.351-139.759での完全なぎ相場となっている。テクニカル面では、ユーロ円は日足ベースでヘッドアンドショルダーを形成している。週足RSIも下降傾向にあるため、ヘッドアンドショルダーの右肩始点部分の136.864まで下落するのか、注目したいところだ。

本日の指標は、19:00に英・CBI流通取引調査、20:30にトルコ・住宅価格指数、22:00に米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、新築住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・5年債入札が発表予定となっている。米・FOMCを前に値動きが乏しい相場が米国時間にかけて動き出すのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。