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週始めの弱含んでいるオセアニア通貨との強弱性を注視か

週始めの弱含んでいるオセアニア通貨との強弱性を注視か

週始めの弱含んでいるオセアニア通貨との強弱性を注視か
2022.07.25
本日のポイント
  1. トルコ・景気動向指数
  2. 米・2年債入札

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って4日振りに反落となり、株安・金利安・原油安のトリプル安相場となった。欧米で発表された購買担当者景気指数(PMI・速報値)が節目の50を揃って下回り、景気後退懸念に拍車がかかった。原油WTIは日足200SMA真上に位置しており、94.0ドル台で推移している。

為替市場は、目立った窓なくスタートし、オセアニア通貨が弱含んでいる。豪ドル円は95.381から94.051まで約130pipsの下落となっており、時間足で200SMAを下回っている。日足では三尊天井の様相を呈しているが、日足75MAに下値をサポートされ下値を切り上げているため、調整下落後の反発上昇を視野に入れておきたい。

本日の指標は、16:00にトルコ・景気動向指数、設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、17:30に香港・貿易収支、19:00に英・CBI企業動向調査、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、26:00に米・2年債入札が発表予定となっている。今週は米・FOMCでの政策金利発表を控えており、必然的に米ドルへの注目度が高まっている。一方で週末29日に欧・第2四半期GDP(速報値)の発表も控えているため、各国の通貨強弱を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。