loading

ECB明けのユーロと対照的に強含んでいる米ドルの方向性に注目か

ECB明けのユーロと対照的に強含んでいる米ドルの方向性に注目か

ECB明けのユーロと対照的に強含んでいる米ドルの方向性に注目か
2022.07.22
本日のポイント
  1. 英・製造業/サービス業PMI
  2. 米・製造業/サービス業PMI

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が3日続伸となり、ダウ平均は前日比プラス0.51%の32,036ドルで終了した。半導体指数(SOX)も上昇し2,961となっている。下落が目立っていたコモディティには買い戻しが入り、プラチナは858ドルまで上昇。ゴールドは節目の1,700ドルを回復し、1,714ドル台で推移している。

為替市場は、本日のアジア時間で米ドルが最強通貨となっており、昨日から本日のアジア時間序盤にかけて約180pips下落していた米ドル円が、下落幅の半値付近まで回復している。現在の米ドル円は138.00目前の137.905付近で推移しており、目下に迫った時間足200SMAの上抜けを試みている。週末にさらなる買いが入り上昇するのか、注視したい。

本日の指標は、15:00に英・小売売上高、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に加・小売売上高、22:45に米・製造業/サービス業PMIが発表予定となっている。各国PMIの速報値に注意しつつ、週末の通貨強弱を慎重に判断したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。