昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って反発となり、株高・金利高・原油高のリスクオンムードが展開された。S&P500は前日から2.7%上昇し3,936ポイントで着地。恐怖指数(VIX)は24.5まで低下しており、米10年債利回りは3.02%まで上昇している。日経平均は27,620円台での推移だ。
為替市場は、ドルインデックスが106.5まで低下しており、ポンド米ドルが1.1924から1.2042まで上昇した。ポンド米ドルは4時間足75MAに上値を抑えられ下伸していたが、4時間足75MAを実体足で上抜けており、このまま上昇し200EMA付近の1.2134まで上伸するのか注目したいところだ。
本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、小売物価指数、生産者物価指数、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・消費者物価指数、鉱工業製品価格、23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札が発表予定となっている。ECB前に低下しているドルインデックスが本日も下落基調となるのか、慎重に静観したい。