昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは93.6ドル付近で推移しており、ゴールドは今年安値の1,707ドルまで下落後、小反発し現在は1,727ドル台で推移している。日経平均は26,600円台となっている。暗号資産は下落から反発し、BTCUSDは20,075ドルまで回復している。
為替市場は、昨日市場予想の0.75ポイント引き上げに対し1ポイントの引き上げが行われ、政策金利が2.5%となった加ドルが躍進している。利上げ幅は1998年以来約24年振りの大きさとなり、主要先進国でニュージーランドに並んだ形となった。加ドル円は104.884から今年高値を更新し、106.597まで上昇している。
本日の指標は、15:00に独・卸売物価指数、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:00にトルコ・鉱工業生産、21:30に米・生産者物価指数、米・新規失業保険申請件数、加・製造業売上高、23:30に米・天然ガス貯蔵量、24:00に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。強含んでいる加ドルが勢いを増すのか、しっかりと注視したい。