昨日は、米国市場が独立記念日により休場となった。債券は買われ、米10年債利回りは2.95%まで再び下落している。米国市場が休場だったことから、資源セクターも小幅な推移となっており、ゴールドは1,803-1,814ドル内での凪相場となった。暗号資産は回復の兆しを見せており、BTCUSDは20,337ドル台で推移している。ただ、本日シンガポール通貨庁が仮想通貨の「規制強化案」を検討していると報道があったため、価格動向に注意したい。
為替市場は、先週末に下落していたクロス円が総じて回復傾向にあり、米ドル円は134.778から136.341まで約150pips上昇した。4時間足では75MAに下値をサポートされており上昇しているため、このまま上昇継続となり今年高値を更新するのか、慎重に静観したい。
本日の指標は、15:45に仏・鉱工業生産と製造業生産指数、16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:30に英・BOE金融安定報告書公表、19:00に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、21:30に加・住宅建設許可、23:00に米・製造業受注指数が発表予定となっている。米ドルが上昇するのか、経済指標に注意しながらしっかりと見極めたい。