昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が揃って続伸となり、ダウ平均は前日比プラス0.80%の33,180ドルで終了した。半導体指数(SOX)も1%近い上昇となり、3,092となっている。一時3万ドルを割り込み29,350ドルとなっていたBTCUSDは3万ドル台を回復。現在は30,264ドル台となっている。
為替市場は、加ドル・米ドルともに米国通貨が強含んでおり、加ドル円は104.88から106.21まで約130pips上昇。2014年12月初旬以来の水準に達している。ただ日足RSIが77.4まで上昇しておりダイバージェンスが確認できるため、調整下落を考慮しつつ、加ドルの進行方向をしっかりと見極めたい。
本日の指標は、14:45にスイス・失業率、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、16:35に日・黒田日銀総裁の発言、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・第1四半期GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・卸売在庫、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札がある予定だ。円独歩安の展開が週末にかけて継続するのか、注意深く見守りたい。