昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が揃って小幅反発となり、株高・金利高・原油安のリスクオンムードが展開された。米ドルが上昇基調となったことを受け、ゴールドが反落し、1,842ドル付近で推移している。一時3万ドルを回復していたBTCUSDは本日のアジア時間で全戻しとなり、現在29,470ドル付近まで下落となっている。
為替市場は、強含んでいる米ドルとポンドが拮抗状態となり、ポンド米ドルは1.257から1.248まで下落した。ポンドは対米ドルで昨年の6月初旬から下落基調が継続しており、一時的に反発が見られたものの再び今年安値の1.215を目指す動きが再開されてもおかしくないため、下落基調の継続性に注意したい。
本日の指標は、15:00に独・製造業受注、英・ハリファックス住宅価格、17:30に英・サービス業PMI、18:30に南ア・第1四半期GDP、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、23:00に加・Ivey購買部協会指数、26:00に米・3年債入札、28:00に米・消費者信用残高がある予定だ。拮抗している米ドルとポンドの動向を注意深く見守りたい。