昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。反発していたゴールドは、1,800ドル付近まで再び下落している。BTCUSDは3万ドルに届かず29,700ドル台での推移だ。昨日発表された米・4月鉱工業生産は、市場予想を上回り1.1%となった。
為替市場は、昨日時点で最弱通貨となっていた日本円が、本日のアジア時間では巻き返しており、ユーロ円は136.69から135.77までの下落となった。ただ、4時間足では依然20MAの上部に位置しているため、まずは下落が止まり上方向を目指すのか慎重に注視したい。
本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、21:30に加・消費者物価指数、加・住宅価格指数、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、29:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言がある予定だ。米国の要人発言に注意しつつ、米国時間の値動きを静観したい。