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米・雇用統計の失業率に注目か

米・雇用統計の失業率に注目か

米・雇用統計の失業率に注目か
2022.05.06
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅反落となり、株安・金利高・原油高のリスクオフムードとなった。一昨日の米FOMCにてパウエルFRB議長より示された「ソフトランディング」に対し、市場が懐疑的な反応を示す形となった。恐怖指数(VIX)は22%ほど上昇し、31.2となっている。

為替市場は、本日雇用統計が予定されている米ドルが堅調に推移しており、ポンド米ドルは1.263から1.232まで300pipsの大きな下落となった。ポンド米ドルは週足サポートラインの1.212へと近づいているため、このラインで跳ね返るのか注視したい。

本日の指標は、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、17:30に英・建設業PMI、18:15に英・マンMPC委員の発言、18:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、20:15に英・ピルMPC委員の発言、21:30に加・失業率、米・雇用統計、22:15に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:00に英・テンレイロMPC委員の発言、28:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。本日の米・雇用統計では3.5%の失業率と予想されているが、この値から乖離するのか注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。