昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2%以上の大きな下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは101ドル台まで上昇。日足ベースで上値・下値ともに縮小するトライアングル内での推移となっている。ゴールドは節目の1,900ドルを割り込み、1,898ドル付近での推移だ。
為替市場は、継続していた円安相場から一転、円高局面へと突入しており、ユーロ円は137.53から135.08まで200pips以上下落した。テクニカル的には、ユーロ円は時間足で20MAに沿って下落し、4時間足で200EMAにタッチしたところで反発が入ったため、いったん調整局面入りとなるのか慎重に判断したい。
本日の指標は、15:45に仏・消費者信頼感指数、19:00に英・CBI流通取引調査、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・卸売在庫(速報値)、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間原油在庫、25:00に米・5年債入札、翌7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。円安から一転した円高局面を慎重に注視したい。