先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって5日続伸となり、株高・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。ダウ平均は前日比プラス0.80%の34,754ドルでの着地となり、2020年11月以来の高い上昇率となった。高値圏から急落していたゴールドは、本日のアジア時間で反発傾向となっており、現在は1,924ドル付近で推移している。
為替市場は、大きな窓なくスタートし、強含んでいる豪ドルに対しポンドが軟調な展開を見せており、ポンド豪ドルは先週末のレンジ推移を本日のアジア時間で下抜け、1.773辺りで下値を試している。ただ、時間足で1.773付近にはサポートラインが存在するため、このラインを下抜けるのかに注目したい。
本日の指標は、16:00に独・生産者物価指数、16:30にラガルドECB総裁の発言、17:30に香港・経常収支、香港・消費者物価指数、21:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、25:00に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。週始めの為替市場が、要人発言により変化を見せるのか、注目したい。