loading
search

マーケットコラム

米金利高止まりでドル円162円台、独ZEWを見極める

米金利高止まりでドル円162円台、独ZEWを見極める
2026.07.21
NEW
本日のポイント
  1. 香港6月消費者物価指数(CPI)
  2. ドイツ7月ZEW景況感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落し、NYダウは0.6%安の51,839.26、S&P500は0.2%安の7,443.28、ナスダック総合は0.1%安の25,508.07で取引を終えた。主要3指数のなかではNYダウの下げが最も大きく、米金利上昇や原油高への警戒感が株式市場の重しとなった。米10年債利回りは4.5%台後半へ上昇し、中東情勢を巡るエネルギー供給不安がインフレ警戒を残している。商品市況では、WTI原油が一時急伸した後、停戦協議への期待もあり上げ幅を縮小し、83.23ドルで清算された。天然ガスはLNG関連需要の弱さなどを背景に2.860ドル/MMBtuへ下落し、主要貴金属は金が4,010ドル前後で上値の重い推移となった。

為替市場は、中東情勢を巡る不透明感と原油高への警戒を背景に、米ドルが底堅く推移した。ドル指数は100台後半と約1週間ぶり高値圏にとどまり、ドル円は前日安値162.24円から高値162.59円までの狭いレンジで推移した後、本日アジア時間も162円台半ばで推移している。米金利が高止まりするなかではドル買いが支えられやすい一方、162円台後半では日本当局による円安けん制や為替介入への警戒感が意識されやすい。直近高値162.84円付近に近づく場面では上値の重さが出やすく、162.00円台を維持できるかが下値面の焦点となりそうだ。

本日の指標は、17:30に香港6月消費者物価指数、18:00にユーロ圏7月ZEW景況調査とドイツ7月ZEW景況感指数が予定されている。香港CPIは前年同月比2.2%が見込まれており、前回の2.0%から物価上昇率が加速するかが注目される。ドイツZEW景況感指数は17.5と前回の10.5から改善が見込まれており、欧州景気への見方がユーロ相場に波及するかが焦点となる。米国の主要指標が少ないなか、中東情勢、原油相場、欧州指標を手掛かりに、ドル円162円台とユーロの反応を慎重に見極めたい。

マーケットコラム 記事一覧

1 / 57 Page

次のページ 〉Next 〉

  1. 2026.07.21
    NEW
    米金利高止まりでドル円162円台、独ZEWを見極める
  2. 2026.07.20
    NEW
    原油急伸でドル円162円台、加CPIで北米通貨が動意づくか
  3. 2026.07.17
    NEW
    米住宅・消費者心理でドル円162円台の方向感を探る
  4. 2026.07.16
    NEW
    米小売売上高がドル円162円台の攻防を左右するか
  5. 2026.07.15
    NEW
    カナダ中銀発表で北米通貨に動意か
  6. 2026.07.14
    米CPI控えドル円162円台、金利高と介入警戒が交錯か
  7. 2026.07.13
    ホルムズ海峡緊迫でドル買い優勢、ドル円162円台の上値余地を探るか
  8. 2026.07.10
    円買い戻し後のドル円とカナダ雇用統計の反応を見極める
  9. 2026.07.09
    米金利高と円安圧力、ドル円は162円台半ばの攻防
  10. 2026.07.08
    FOMC議事要旨で円安圧力と米金利高の綱引きを見極める
  11. 2026.07.07
    米貿易収支控えドル円は162円前後で値持ちを探る
  12. 2026.07.06
    米ISM控えドル円は162円前後の値持ちを探る
  13. 2026.07.03
    米雇用統計後のドル円は161円台で値持ちを探る
  14. 2026.07.02
    米雇用統計控えドル円は162円台維持を探る
  15. 2026.07.01
    米ISM控えドル円は162円台で値持ちを探るか
  16. 2026.06.30
    米JOLTS控えドル円は162円台で介入警戒続く
  17. 2026.06.29
    ECB総裁発言控えドル円は161円台後半の値持ちを注視
  18. 2026.06.26
    東京CPI後のドル円は161円台後半の値持ちを注視
  19. 2026.06.25
    米PCE控えドル円は161円台後半の上値余地を注視
  20. 2026.06.24
    日銀総裁発言控えドル円は161円台で上値余地を探るか