昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは71.6ドルまで約3.7%上昇。一方の天然ガスは前日から約0.98%低下。4.14ドルまで下落した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは、前日から2.48%上昇。1,025ドルまで急騰した。
為替市場は、本日発表された豪・RBA政策金利発表にて、政策金利が市場コンセンサス通り4.10%の据え置きとなったことで、豪ドルが対円で往って来いとなった。豪ドル円は93.042から94.133の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足ではRSIが27からの反発となっており、日足では93円台後半から94円台での推移が約半月維持されている。
本日は、8:30に日・失業率、日・第1四半期日銀短観、9:30に豪・小売売上高、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、13:30に豪・ブロックRBA総裁の発言、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、15:30にスイス・小売売上高、17:15に英・グリーンMPC委員の発言、18:00に欧・消費者物価指数、21:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・JOLTS求人が発表予定となっている。RBA政策金利据え置きとなった豪ドルの変動幅を慎重に静観したい。