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マーケットコラム

FOMC控えドル円は160円台で膠着か

FOMC控えドル円は160円台で膠着か
2026.06.17
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本日のポイント
  1. 米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表
  2. ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となった。ダウ工業株30種平均は前日比0.64%高の51,999.67で引け、2営業日連続で最高値を更新した。一方、S&P500種は0.57%安の7,511.35、ナスダック総合指数は1.15%安の26,376.34となった。前日まで上昇していたハイテク株や半導体株に売りが広がり、ナスダックの下落が目立った一方、金融株や景気敏感株への買いがダウを支えた。米10年債利回りは原油安によるインフレ警戒の後退を背景に低下し、4.4%台半ばで推移した。WTI原油は米国とイランの和平合意を巡る供給正常化期待から売りが強まり、76ドル近辺まで下落した。天然ガスは3ドル台前半で方向感を探る展開となり、貴金属はドル安と米金利低下を背景に金が4,300ドル近辺で底堅く推移するなど、株式市場ではセクター間の強弱が分かれ、商品市場では原油安と金の底堅さが意識される地合いとなった。

為替市場は、FOMCを前にした持ち高調整と、中東情勢の緊張緩和を受けた米ドル需要の後退が主材料となった。米ドルは主要通貨に対してやや上値の重い展開となり、ドルインデックスは99台半ばで推移した。一方、USD/JPYは日銀利上げ後も円買いが限定的にとどまり、160円台前半で推移している。160.00近辺では下値の堅さが意識されやすい一方、160.50近辺では日本当局による介入警戒やFOMC前の様子見姿勢から上値も抑えられやすい。FOMCでは政策金利の据え置きが見込まれており、声明文やウォーシュFRB議長の会見で今後の利上げ・利下げバイアスがどう示されるかが、米金利とドル円の方向感を左右しそうだ。

本日の指標は、15:00に英国5月消費者物価指数(CPI)、英国5月小売物価指数(RPI)、17:00に南アフリカ5月消費者物価指数(CPI)、18:00にユーロ圏5月消費者物価指数(HICP、改定値)、20:00に米MBA住宅ローン申請指数、21:30に米5月小売売上高、23:00に米5月住宅販売保留指数と米4月企業在庫、27:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表、27:30にウォーシュFRB議長の定例記者会見が予定されている。米小売売上高は前月比0.5%、FOMCでは政策金利が3.50-3.75%に据え置かれる見通しで、米消費の底堅さと金融政策スタンスを確認する重要な材料となる。欧州時間は英国・ユーロ圏の物価指標、米国時間は米小売売上高とFOMCを受けた米金利、株式、ドル円の振れを慎重に見守りたい。

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