前営業日の米国市場ではNASDAQが0.45%上昇して最高値を更新した一方、S&P500はほぼ横ばい、NYダウは0.36%下落した。商品市場では中東からの原油供給改善への期待を背景に原油価格が下落し、Brent原油は100ドルを下回った。サウジアラビアの東西パイプライン再稼働やホルムズ海峡を巡る供給改善期待が原油価格の重しとなっており、インフレ懸念の緩和材料としても意識されている。
為替市場ではドル指数が100台半ばと約2カ月ぶりの高値圏にあり、ドル円も157円台で推移している。米金利が高水準を維持するなか、FRBの追加利上げ観測がドルを支えている。金は1オンス4,360ドル前後で推移し、ドル高と金融引き締め観測が上値を抑える材料となっている。暗号資産ではビットコインが週初に87,000ドル台まで上昇した後、本日は86,000ドル台で推移しており、高値圏を維持しながらも上昇の勢いは一服している。
本日は米国の9月PMI速報値が発表され、製造業53.7、サービス業55.9、総合54.9が予想されている。また、南アフリカ準備銀行は政策金利を7.00%から7.25%へ引き上げる予想となっている。米PMIが強ければ追加利上げ観測からドル高や金利上昇につながる可能性がある一方、弱ければ金や株価指数、暗号資産への買いが強まる可能性もある。原油・ドル・金・ビットコインの反応を横断して確認したい。