先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.3ドルまで上昇。天然ガスもわずかに高騰し、前日から1.25%上昇。4.12ドル台へと上向いた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落幅が目立ったパラジウムは、前日から2.29%低下。1,461ドル台へと下落した。
為替市場は、スイスフランが米国時間で最弱となった。米ドルフランは0.8008から0.8051まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、10MAに沿ってRSIが70まで高騰しており、日足ではボリンジャーバンド+2σまでローソク足が戻ってきているところだ。
本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可件数、9:30に豪・住宅建設許可件数、16:30にスイス・消費者物価指数、17:30にスイス・製造業PMI、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、24:00に米・ISM製造業景況指数、26:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:30に加・マックレムBOC総裁の発言、28:00に米・クックFRB理事の発言が予定されている。最弱となったスイスフランが回復を見せるのか、欧州時間での値動きに注目したい。