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マーケットコラム

159円近辺で推移する米ドルの上値余地を注視

159円近辺で推移する米ドルの上値余地を注視
2026.05.21
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本日のポイント
  1. 米新規失業保険申請件数
  2. 米5月総合購買担当者景気指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇した。特にナスダック総合指数は前日比1.55%高の26,270.36で引け、S&P500種は1.08%高の7,432.97、ダウ工業株30種平均も1.31%高の50,009.35となった。米10年債利回りは前日までの上昇が一服し、4.6%を下回る水準へ低下した。WTI原油は米国とイランの合意期待を背景に前日に大きく下げた後、100ドル近辺で推移した。天然ガスは底堅く推移し、貴金属は米金利低下を支えに金が反発するなど、株高・金利低下・原油安が同時に意識される地合いとなった。

為替市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で一部参加者が追加利上げの可能性に言及した一方、米国とイランの合意期待からドル買いが一服したことが主材料となった。ドル円は159円近辺で推移し、足元でも158円台後半から159円台をうかがう水準で方向感を探っている。160.00円近辺では引き続き為替介入警戒が意識されやすい一方、158.00円近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。本日の米雇用関連指標やPMIで米景気の底堅さが確認されれば、米ドルの上値余地が再び意識されやすく、159円近辺での値持ちを慎重に見極めたい。

本日の指標は、21:30に米新規失業保険申請件数、米失業保険継続受給者数、米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、22:45に米5月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)、米5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)、米5月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)の発表が予定されている。米新規失業保険申請件数は前回21.1万件、予想21.0万件とされ、労働市場の底堅さを確認する材料となりやすい。米PMI速報値とあわせて、米金利、株式、ドル円の反応を慎重に見極めたい。

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