昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは59.8ドルまで約0.57%上昇。天然ガスも同様に上昇となり、前日から2.84%高騰。5.10ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったゴールドは、前日比プラス0.95%の4,220ドル台を回復した。
為替市場は、欧州時間から米国時間にかけてスイスフランが最弱となった。フラン円は194.228から192.894まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では、200SMAのサポートライン下抜けを試みている最中だ。なお日足ではすでにサポートされていた20MAラインを実体足で下抜けている。
本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、14:00に日・景気動向指数、16:00に独・製造業新規受注、英・ハリファックス住宅価格、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、仏・貿易収支、19:00に欧・実質GDP、22:30に加・雇用統計、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・個人所得、米・PCEデフレーター、29:00に米・消費者信用残高が発表予定となっている。高値更新できず下落したフラン円が下値を掘り下げるのか、米国時間での値動きに注目したい。