loading
search

マーケットコラム

米ドル強含みと原油高継続、米CPI後の市場反応を注視

米ドル強含みと原油高継続、米CPI後の市場反応を注視
2026.09.11
NEW
本日のポイント
  1. 米国8月消費者物価指数(CPI)
  2. 米国9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

昨日は、米国市場で主要株価3指数がそろって下落し、ダウ平均は0.60%安の52,064.10ドル、S&P500は0.58%安の7,591.70ポイント、ナスダック総合は0.65%安の26,081.72ポイントとなった。米10年債利回りは上昇し、本日は4.97%近辺と5%の節目に迫っている。商品市場ではブレント原油が6.34%高の107.63ドル、WTI原油が6.69%高の102.48ドルまで急伸した。一方、米天然ガスは0.4%高の2.834ドル/MMBtuで終了。金は前日に1%超下落した後、本日は0.3%高の4,326.88ドル前後へ小幅に反発しており、原油高と金利上昇が資産ごとの値動きを大きく分けている。

為替市場は、米ドルが主要通貨に対して強含んだ。米8月PPIが前月比0.4%となり、次週のFOMCで25bpの利上げを見込む確率が71.3%まで上昇したことがドルを支えた。ドル指数は99.08付近で推移し、ドル円も154円台へ上昇。一方、ユーロドルは1.16ドル台前半、ポンドドルは1.35ドル台前半となっている。米10年債利回りが5%に接近するなか、本日のCPIが上振れればドル買いがさらに強まる可能性があり、ドル円では前日高値154.67円を上抜けるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、15:00に英国7月鉱工業生産・製造業生産指数・貿易収支、21:30に米国8月CPIが予定されている。米CPIは総合指数が前月比0.4%、前年比3.4%、コア指数が前月比0.2%、前年比2.4%の予想。23:00には米国9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値とラガルドECB総裁の発言も控える。米CPIの結果次第では米金利とドルだけでなく、株価指数、原油、天然ガス、金にも値動きが波及しやすいため、市場間の連動を注視したい。

マーケットコラム 記事一覧

1 / 59 Page

次のページ 〉Next 〉