先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.9ドルまで1.07%上昇。一方の天然ガスは前日から約1.2%低下し、3.32ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が下落となり、大きく上昇したゴールドは前日から約1.34%上昇。3,215ドル台へと値が伸びた。
為替市場は、スイスフランが欧州時間から米国時間にかけて最弱となった。フラン円は他のクロス円が拮抗する中で下落。174.408から173.635まで低下した。時間足では20MA上位から下位へと移行しており、4時間足では20MAに上値をレジストされる形で価格が低下している。日足では20MA下抜けを試みている最中のため、本日の米国時間での値動きに注意したい。
本日の指標は、7:45にNZ・生産者物価指数、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、13:30に日・第3次産業活動指数、18:00に欧・消費者物価指数、21:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:45に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、23:00に米・景気先行指数、25:30にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言が予定されている。対円で下落したスイスフランの下値余地に警戒したい。