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マーケットコラム

弱い米小売後、ドル円159円前後を注視

弱い米小売後、ドル円159円前後を注視
2026.08.17
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本日のポイント
  1. 中国7月小売売上高
  2. カナダ7月消費者物価指数(CPI)

前営業日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落した。NYダウは0.20%安の53,732.41ドル、S&P500は0.17%安の7,785.76ポイント、ナスダック総合指数は0.28%安の26,729.16ポイントで取引を終え、ナスダックの下落率が最も大きかった。米国7月小売売上高が前月比0.6%減と市場予想の0.1%増を下回り、消費の減速が意識された。米10年債利回りは前営業日比4.72bp上昇の4.688%付近となった。商品市場では、中東情勢を巡る警戒からWTI原油が1.42%高の1バレル82.40ドルへ上昇し、天然ガスも0.2%高の100万BTU当たり2.733ドルとなった。金現物は0.53%高の1トロイオンス4,374.27ドルへ上昇した。

為替市場は、米国7月小売売上高の予想外の減少を受け、9月の米利上げ観測が後退したことが米ドルの重しとなった。ドル指数は0.28%安の99.65付近となり、ドル円は高値159.55円、安値158.63円、終値159.32円付近と約0.91円のレンジを形成した。本日のアジア市場では円がやや買われ、ドル円は159.00円前後で推移している。目先は159.00円を維持できるかが焦点となり、上値では前営業日の高値に近い159.50円付近、下値では158.60~158.70円付近が意識されそうだ。米利上げ観測が後退するなか、ドル円の下値が広がるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、16:00に中国7月小売売上高と7月鉱工業生産が発表される。小売売上高は前年同月比1.5%と前回の1.0%から伸びが加速する一方、鉱工業生産は前回の5.3%から伸びが鈍化する見通しだ。21:30には米国8月ニューヨーク連銀製造業景気指数とカナダ7月消費者物価指数(CPI)が予定されており、カナダCPIは前月比0.4%、前年同月比2.9%が予想されている。23:00には米国8月NAHB住宅市場指数も発表される。米国では主要な経済指標が比較的限られるため、中国景気指標とカナダの物価動向を確認しながら、週明けの米ドルの方向感を注視したい。

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