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マーケットコラム

ドル円158円台後半、上値余地を注視か

ドル円158円台後半、上値余地を注視か
2026.05.18
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本日のポイント
  1. 米5月NAHB住宅市場指数
  2. 米3月対米証券投資

前営業日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落した。特にナスダック総合指数は前日比1.5%安の26,225.14で引け、S&P500種は1.2%安の7,408.50、ダウ工業株30種平均も1.1%安の49,526.17となった。米10年債利回りは4.6%に迫る水準へ上昇し、WTI原油は中東情勢を巡る供給不安を背景に上昇した。天然ガスも底堅く推移し、貴金属は米金利上昇とドル高が重しとなり金が上値の重い展開となるなど、株安・金利高・原油高が同時に意識される地合いとなった。

為替市場は、中東情勢の緊迫化による原油高と世界的な債券売りを受け、米金利の上昇と米ドルの底堅さが意識されたことが主材料となった。USD/JPYは158円台後半まで上昇し、足元でも158円台後半で推移している。160.00近辺では引き続き為替介入警戒が意識されやすい一方、158.00近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。原油高がインフレ懸念を通じて、米金利を押し上げる構図が続けば、米ドルの上値余地が意識されやすく、159円台定着を試すか慎重に見極めたい。

本日の指標では、11:00に発表された中国の4月小売売上高が前年同月比0.2%、鉱工業生産が同4.1%といずれも市場予想を下回り、中国景気の減速感が意識されやすい内容となった。このあとは、23:00に米5月NAHB住宅市場指数、29:00に米3月対米証券投資の発表が予定されている。これら米住宅関連指標や対米証券投資も確認しつつ、原油高と米金利上昇を背景としたドル円の上値余地を慎重に見極めたい。

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