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FXGTの両建て取引

FXGTの両建て取引

FXGTでは、同一口座内でのみ両建て取引が可能です。両建て取引は、同一銘柄の売りポジションと買いポジションを同時に建てる取引手法のため、通常の取引よりコストがかかります。しかし、両建て取引を上手く活用することで、相関性の高い銘柄を取引する際のリスクヘッジになるだけでなく、異なるトレンドを同時に掴むことができます。

FXGTには、両建て取引に関する禁止事項がいくつかございます。取引ルールに則って、正しく両建て取引をすることで、損失リスクを抑えながら利益を積み重ねることが可能です。両建てを利用した取引方法や、両建て取引のルール、禁止行為などをご確認の上、FXGTでの両建て取引をお楽しみください。

FXGTにおける両建て取引

FX業者の中には両建て取引を禁止している業者もありますが、FXGTでは同一口座内に限り両建て取引が可能です。両建て取引の仕組みや取引ルールを理解して、FXGTでのお取引に効果的に両建て取引を取り入れてください。

両建て取引とは

両建て取引とは、同じ銘柄で買いポジションと売りポジションの両方を同時に持つ取引方法です。売りポジションと買いポジションを同じロット数保有することで、含み損と含み益を相殺することができるため、急激な価格変動時のリスクヘッジとなります。両建て取引を上手く活用することで、リスクを最小限に抑えながら利益を増やすことが可能です。

FXGTの両建て取引 FXGTの両建て取引

但し、両建て取引は、同じ銘柄の買いと売り2つの取引を同時に行うことになるため、通常の取引よりコストがかかり難易度も高くなります。そのため、FXGTにおける両建て取引のルールを正確に把握した上で、ある程度取引に慣れてきてから両建て取引を取り入れて頂くことをおすすめします。

FXGTでは同一口座での両建て取引が可能

FXGTでは、同一口座内でのみ両建て取引が可能です。FX業者によっては、両建て取引を一切禁止している業者もございますが、FXGTでは取引ルールに則った両建て取引については公認しております。但し、FXGTアカウント内の異なる口座間で行う両建てや、他社口座を含めた複数口座による両建て取引に関しては禁止しております。禁止されている両建て取引を行った場合、出金拒否やアカウント凍結などの罰則対象となりますのでご注意ください。複数口座で取引を管理されている方や自動売買(EA)をご利用の方は、意図せずもう一方の口座で禁止されている両建てポジションを建ててしまっている可能性もございますので、お取引の際は十分にご注意ください。

FXGTで両建て取引を活用するメリット

両建て取引は、異なる方向のポジションを同時に保有するため、初心者にとっては上手く取り入れるのが難しい取引方法です。しかし、ある程度取引経験を積んだトレーダーであれば、戦略的に両建て取引を活用することで、効率良く利益を上げることができます。ここでは、FXGTで両建て取引を活用するメリットをご紹介します。

FXGTで両建て取引を活用するメリット
ローリスクで相場の様子を見れる
中長期・短期トレンドの両方に柔軟に対応できる
仮想通貨取引のリスクヘッジ

ローリスクで相場の様子を見れる

FXGTで同一銘柄を同じロット数両建て取引をすると、買いポジションと売りポジションの必要証拠金が相殺されるため、証拠金ゼロで両ポジションを保有することが可能です。また、両建て取引をすることで、含み益と含み損も相殺されるため、損失リスクを抑えつつ、長期的にポジションを保有しながら相場の流れをみて柔軟に対応することも可能です。

例えば、ドル円の売りポジションにおいて含み損が発生しており、今後トレンド転換しそうな場合、このタイミングで同じ数量のドル円の買いポジションを保有し両建て取引を成立させます。そうすることで、売りポジションの含み損は買いポジションの含み益と相殺されるため、リスクを抑えて今後の相場を様子見することができます。そしてトレンドが転換した場合、ドル円の買いポジションのみ決済することで、保有していたドル円の売りポジションの利益のみ受け取ることが可能となります。反対に、トレンドが転換せず売りポジションのみ決済した場合も、両建てした買いポジションによって損失を抑えることができます。

FXGTの両建てで相場の様子見 FXGTの両建てで相場の様子見

note

  • 買いと売りで異なるロット数のポジションを建てた場合は、その差額分の必要証拠金が発生しますのでご注意ください。

中長期・短期トレンドの両方に柔軟に対応できる

FXGTで両建て取引を活用することで、中長期トレンドと短期トレンドの両方に柔軟に対応して、利益を獲得することができます。FX取引では、中長期的に見れば上昇トレンドの相場において、短期的には下降トレンドがいくつも発生していることがございます。FXGTでは同一口座内での両建て取引が可能ですので、上昇トレンドの相場において中長期的に買いポジションを保有しつつ、下降トレンドが発生した際に売りポジションを建てることができます。このような形で両建て取引を活用することで、短期的なトレンドも見逃さず、利益獲得のチャンスを最大限に掴むことが可能です。

中長期と短期トレンド 中長期と短期トレンド

仮想通貨取引のリスクヘッジ

FXGTでは、数ある海外FX業者の中でも最も優れた取引条件にて、仮想通貨CFDをお取引頂けます。仮想通貨市場は、ビットコインの価格が上昇すると、仮想通貨市場全体の価格が上昇する傾向にあります。その特性と両建て取引の考え方を活かして、ビットコインとアルトコインで売りポジションと買いポジションの両方を保有することで、相場急変時にリスクヘッジをすることが可能です。

具体的な取引例としては、ADABTC(カルダノ/ビットコイン)の空売りを行う際に、万が一、仮想通貨市場全体が上昇する展開となっても損失を抑えるために、BTCUSD(ビットコイン/米ドル)の買い注文をいれておきます。ビットコインの価格と共に仮想通貨市場全体の価格が上昇すれば、ADAとBTCの両方が上昇するためADABTCは小動きになりやすくなります。一方で、BTCUSDは対法定通貨なので含み益になりやすいため、BTCUSDを買いポジションを保有していれば、ADABTCの含み損分をBTCUSDの含み益でカバーすることができます。両建てとは同一銘柄の買いポジションと売りポジションを同時に持つことを言いますが、このような異なる銘柄においても、両建て取引の考え方を利用し、リスクヘッジを行うのも有効です。

note

  • ビットコインとアルトコインで、売りポジションと買いポジションを同時に同じロット数エントリーした場合、同一銘柄の両建て取引ではないため、必要証拠金は相殺されません。

FXGTの両建て取引で禁止されている行為

FXGTでは、同一口座内における両建て取引が可能です。但し、同一口座内で完結しない下記4つの両建て取引を利用規約で禁止行為として定めています。規約違反に該当する両建て取引を行うと、出金拒否やアカウント凍結などの罰則対象となりますのでご注意ください。

FXGTの両建て取引で禁止されている行為
複数口座間による両建て
他社口座間による両建て
複数名・グループによる組織的な両建て
ゼロカットを悪用した両建て

複数口座間による両建て取引

FXGTでは、複数口座間による両建て取引を禁止しております。複数口座間による両建て取引とは、FXGTのアカウントで追加口座を開設し、FXGT内の複数口座間で行う両建て取引を指します。FXGTでは、1アカウントにつき最大6口座まで保有することが可能ですが、追加口座を開設される場合は、既に買いポジションを保有している同一銘柄を、意図せずもう一方の口座で売りでエントリーし、両建てポジションを建ててしまわないようにご注意ください。

複数口座間による両建ての例 複数口座間による両建ての例

他社口座間による両建て取引

FXGTでは、他社口座間による両建て取引を禁止しております。他社口座間による両建て取引とは、FXGTの取引口座と他のFX業者の口座を使った、複数口座による両建て取引を指します。複数のFXブローカーをご利用される方の中でも、自動売買(EA)によるお取引をされている方は特にご注意ください。複数のFXブローカーで自動売買(EA)を稼働させている場合、意図せず他社口座間で両建てポジションを建ててしまう可能性がございます。自動売買ソフトによって、他社口座間による両建て取引が成立した場合でも、禁止行為となり罰則の対象となりますので十分にご注意ください。

他社口座間による両建て例 他社口座間による両建て例

note

  • FXGT以外の口座に関しても、LP(リクイディティプロバイダー)へ注文が流れる過程で、他社口座との両建てが発覚する場合もございますのでご注意ください。

複数名・グループによる組織的な両建て取引

FXGTでは、複数名やグループによる組織的な両建て取引を禁止しております。複数名のユーザーの中で、同一銘柄の取引をロングポジションのみで行うトレーダーと、ショートポジションのみで行うトレーダーに分かれて、タイミングを合わせて両建て取引を行う行為が複数名・グループによる組織的な両建て取引にあたります。複数名・グループによる組織的な両建て取引は、意図的に行わなければ起きえない行為で、その相手が家族や友人であっても関係性を問わず禁止行為となります。このような禁止行為は、FXGTの取引システムやLPに注文が流れる過程で発覚することになりますのでご注意ください。

複数名・グループによる組織的な両建て例 複数名・グループによる組織的な両建て例

ゼロカットを悪用した両建て取引

FXGTでは、ゼロカットシステムを悪用した両建て取引を禁止しております。ゼロカットを悪用した両建て取引とは、複数口座でハイレバレッジをかけて両建て取引を行い、ゼロカットシステムによってFXGTに損失を負担させて、トレーダーが利益を得る行為を指します。

FXGTのアカウント内における複数口座、もしくは他社口座間でハイレバレッジをかけて、両建て取引を行うと、片方の口座では含み益が残るものの、もう一方の口座では口座残高を上回る損失が発生します。その場合、ゼロカットシステムによってFXGTがマイナス分を負担することになります。両建て取引を行ったトレーダーだけが利益を得られ、FXGTは損失を抱えることになりますので、ゼロカットシステムを悪用した両建て取引は、悪質な禁止行為の1つです。

ゼロカットを悪用した両建て ゼロカットを悪用した両建て

ポイント

ゼロカットシステムとは?

ゼロカットシステムとは、急激な相場変動によってロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになってしまった場合に、FXGTがマイナス分を補填することで、トレーダーの資金を守る仕組みです。ゼロカットシステムによって、トレーダーは追証(追加証拠金)を支払う必要がなく、入金額以上の損失を被ることもございません。

FXGTで両建て取引を行う際の注意点

両建て取引には、買いや売りのどちらか一方だけを行う通常の取引とは異なる注意点がいくつかございます。

FXGTで両建て取引を行う際の注意点
取引コストが2倍になる
両建て解除時の証拠金維持率

取引コストが2倍になる

FXGTでFX通貨ペアやCFD商品の両建て取引をする際には、スプレッドとスワップポイント、ECN口座の場合は取引手数料が取引コストとして発生します。両建て取引では、買いポジションと売りポジションの両方を持つことになるため、これらの取引コストが通常取引の2倍となります。そのため、両建て取引を行う際は、口座残高にある程度の余裕が必要となります。

両建て取引では、価格変動による含み損と含み益は相殺されますが、スプレッドに関してはエントリー時点の含み損として、両ポジションにおいて発生するため、通常取引の2倍となります。また、営業日を跨ぐ両建てポジションにはスワップポイントも発生します。スワップポイントは買いと売りでそれぞれ異なるので、両建て取引をする際は買いスワップと売りスワップの両方が発生します。FXGTには、マイナススワップの銘柄も多く存在し、長期保有の両建て取引をする場合、マイナススワップによる損失が日々発生することになりますのでご注意ください。また、ECN口座において発生する片道3USD(仮想通貨の場合は0.05%)の取引手数料も両建て取引の際は2倍となります。その他の口座タイプは取引手数料は無料となります。

尚、PRO口座では、FX通貨ペア(クロス円ペア、エキゾチックペアを除く)やCFD商品(株価指数、貴金属、エネルギー)をポジションオープン時から6日間、スワップフリーでお取引頂けます。そのため、マイナススワップポイントの取引コストを抑えながら、有利な条件で両建て取引が可能となります。

ポイント

FXGTの両建て取引では必要証拠金は相殺される

FXGTの必要証拠金はオフセット方式のため、同一銘柄を売りポジションと買いポジショで同じロット数両建て取引する場合、相殺されてゼロになります。但し、売りと買いで異なるロット数取引する場合は、差額分の必要証拠金が発生します。

例えば、USDJPY(米ドル/日本円)の買いポジションを2ロット、売りポジションを1ロットエントリーした場合、1ロット分の必要証拠金が発生します。

但し、急な価格変動やスワップポイントによる損失等で両建てが解除された時点で、必要証拠金が発生いたします。その後、口座残高が不足し強制ロスカット等が発生する恐れもございますので、十分ご注意ください。

両建て解除時の証拠金維持率

FXGTのMT4/MT5には両建ての同時決済機能がございません。そのため、両建てポジションを決済したい場合は、片方ずつ決済する必要があるため、証拠金維持率の変動にご注意ください。両建て取引においては、買いポジションと売りポジションを同じロット数で保有している場合に限り、必要証拠金はゼロになるため証拠金維持率は変動しません。但し、買い・売りのいずれかのみ決済して、両建て取引が解除された場合は、保有ポジションに対して必要証拠金が発生するため、証拠金維持率が大きく変動します。特に、両建てを解除した際に残るポジションが含み損の場合は、証拠金維持率が下がり、強制ロスカット水準に達する可能性もございますので、十分にご注意ください。また、決済するタイミングのわずかな時間差によって含み損益が変動する可能性もございますので、予めご了承ください。

note

  • FXGTでは、証拠金維持率が50%(Crypto Max口座、ECN口座の場合70%)を下回るとマージンコールが発動し、20%(Crypto Max口座、ECN口座の場合40%)を下回るとロスカットされます。証拠金の管理には十分にご注意ください。

FXGTの両建て取引に関連するご質問(FAQ)