昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは59.7ドル付近で推移。一方の天然ガスは前日から約2.26%上昇。4.39ドル台まで回復した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落幅が目立ったパラジウムは、前日から約3.12%低下。1,396ドル台まで値を下げた。
為替市場は、昨日発表された豪・9月貿易収支が、前月の18.25億豪ドルから39.38億豪ドルに改善したにも関わらず、豪ドルが対円で下落した。豪ドル円は100.317から98.828まで低下。時間足200SMAに上値を抑えられる形で下落した。4時間足では、200SMA直下までローソク足が低下しており、日足では、サポートされていた20MAを実体足で下抜けている。
本日の指標は、7:30に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、16:00に独・貿易収支、英・ハリファックス住宅価格、17:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、18:00にスイス・テュディンSNB理事の発言、21:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・雇用統計、24:00に米・ミシガン大消費信頼感指数、24:15に英・ピルMPC理事の発言、29:00に米・消費者信用残高が発表予定となっている。対円で大幅下落した豪ドル円の下値余地に十分警戒したい。