昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは61.1ドルまで約1.1%低下。天然ガスも同様に下落が見られ、3.97ドルまで約1.2%低下した。主要貴金属5銘柄はすべてが下落しており、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日から3.60%下落。46.6ドル台まで値を下げた。
為替市場は、前日に引き続いて日本円が最弱となった。加ドル円は109.013から109.552まで上昇。時間足20MAに沿って値を上げた。4時間足では、10MAに沿っての上昇トレンドが継続しており、日足ではRSIが47から62まで上昇している最中だ。一方で、本日のアジア時間では反落の値動きが見られているため、米国時間での日本円の巻き返しに注目したい。
本日の指標は、16:00に独・GFK消費者信頼感調査、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・7年債入札が発表予定となっている。最弱となった日本円が転換するのか、方向性に注目したい。