先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.6ドルまで約0.58%上昇。天然ガスは4.02ドル台を挟んでの横ばい推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下げ幅が目立ったゴールドは、前日から約1.13%低下。4,069ドル台へと移行した。
為替市場は、米国時間で日本円が最弱となった。ユーロ円は177.105から177.824まで上昇。5日続伸にて、時間足10MAに沿っての上昇トレンドが継続した。4時間足でも時間足同様の値動きが見られており、日足ではRSIが69まで上昇している。なお本日のアジア時間でも上伸しており、178円台をタッチ。史上最高値を更新している。
本日の指標は、17:15に豪・ブロックRBA総裁の発言、18:00に独・IFO景況指数、20:00に英・CBI流通取引調査、23:30に米・ダラス連銀総裁の発言、24:30に米・2年債入札、26:00に米・5年債入札が発表予定となっている。円安にて史上最高値を更新しているユーロ円の上値余地に十分警戒したい。